神様、かえる様!ブログ

どうか、大好きな人とのご縁を、生かしきれる人生にできますように。

認知行動心理学

エリスのABC理論

 

A:出来事がある。

C:感情や情動がある。

 

例えば、上司に怒られたというAがあり、落ち込むというCがある。

あたかも、Aにより、Cが起こっているように考えがちである。怒られたから、落ち込んでいる…と。

 

でも、上司に怒られた人が全員落ち込むかというと、そうでもない。

C:『あの上司はわかってない』と怒る人もいれば、『自分のために怒ってくれてるんだ』と嬉しくなる人もいるかもしれない。

 

何が違うのか。

B:ビリーフ。信念

 

Aの状況を、Bどう考えるか。 

『自分はダメなんだ』→C落ち込む

『上司はわかってない』→C逆切れ

『自分のためになる』→C感謝

捉え方で、Cは変わってくる。

 

生きにくい人は、Bをより生きやすいものに変えていけば良いというのが、ABC理論

 

どうすれば良いかは、

ABCDE理論に、なります。

D:自分の生きにくい信念Bを見つけ、

論破する。

 

例えば、『自分はダメだ』の信念に、『自分は能力がない』Bを見つけたら、

 

Dで、自分に質問する。

『何の能力もないのか❓』

『人の役にたったことは全くないのか❓』

『今日は怒られたが、怒られない日はちゃんと出来てるということではないか❓』

など…

 

やがて、

『事務は苦手だが、商品説明は得意だ』

『早く仕事が終わり、手伝いを申し出て、感謝されることはある。』

『怒られない日は、ちゃんとできてる』

D:新たな信念の構築。

『失敗することもある。人間だもの。できる事を精一杯したなら、それで良いじやないか。』など…。

 

と、考えを深め、生きやすい信念を持っていく。

 

という技法。

 

※Bの生きにくい『信念』。

これを見つけるのが、自分ひとりでは中々難しい。

逆に、これを見つけたら、この技法は、大変有効だと、思います。

 

火 基礎 12より